Googleはコンテンツ作成者の評価をサイト評価に使用:概要とサイト運営者が取るべき対応

Googleはコンテンツ作成者の評価をサイト評価に使用:概要とサイト運営者が取るべき対応

 

Googleはコンテンツ作成者の評価をサイト評価に使用:概要とサイト運営者が取るべき対応

 

1. 本記事概要

 

Googleが先日検索エンジンの品質評価ガイドラインの最新版を公開しました。

その中でもっとも重要と思われる追加項目の一つが、”コンテンツ作成者の評価” でした。

ウェブサイトそのものの評価だけではなく、Googleは今後コンテンツ作成者の評価評判もサイトの評価基準に加えるという内容でした。

このウェブページのコンテンツ作成者の評判は良いのか?彼らはその領域で著名なのか?彼らはその領域において経験豊富で、彼らの発言は信頼に足るのか?

サイト運営者はこのようなことを考慮しなければならなくなります。

 

以前、Googleの品質評価ガイドラインは主にウェブサイト自体の評価を重視していました。

しかし、今回の更新以降、ウェブサイトの運営者の評価も考慮されるようになります。

これに際して多くのウェブサイトは “about us”ページに正規のコンタクト情報が載っているか確認したり、FAQページなどのウェブサイト内のセクションに企業情報を含ませたりと、自社情報の強化を行ってきました。

しかし、今やサイト運営者は自社だけではなく、ウェブサイトの投稿者・寄稿者の評価評判についても考慮する必要があります。

中にはサイト全体で一人の著者しか存在しないウェブサイトもあります。

そのようなケースでは、短いプロフィールを載せ、著者の資格や経験などの情報を含むフルプロフィールページへのリンクを載せておけば完璧です。

一方、ウェブサイト内に複数の投稿者が存在する場合、それぞれの投稿者の専門性を証明しようとすると事態はもう少し複雑になります。

 

Googleは、コンテンツ作成者がネガティブな評価を受けていたり、著者についての情報が皆無なウェブサイトを最も低く評価すると品質評価ガイドラインに明記しています。

今自分のウェブサイトの投稿者について検索したらどのような結果になるでしょうか?

何か一つでも情報を見つけることができるでしょうか?

 

品質評価ガイドラインによって低く評価されたからといってそれが直接今すぐ検索結果に影響を与えるとは限りませんが、Googleが検索結果において低くランキングしたいページであるということに変わりはありません。

そしてGoogleが継続的にアルゴリズムを変更し、コンテンツ作成者の評価をサイト自体の評価と同様にランクに反映させるよう調整する可能性は十分にあります。

言い換えると、Googleが低く評価する特徴を自分のウェブサイトが持ち合わせているならば、Googleのアルゴリズム変更が実装される前にそのページがどう欠陥しているかを特定して修正する必要があるということです。

そして、その品質評価ガイドラインにおける最大の新規項目の一つが “コンテンツ作成者の評価” であるということです。

 

ウェブサイトのコンテンツを作成している投稿者・寄稿者が何百人と存在するウェブサイトも多く存在します。

そのようなウェブサイトの大部分はこれまで著者のプロフィールや外部リンクを提供することに消極的でした。

しかし現在のGoogleの視点では、それらの著者たちが信頼に足るのかどうか確かめる必要があります。

それができなければそのウェブページは低く評価されることになります。

 

これに対応するのは単にGoogleの検索結果のためだけとは限りません。

ユーザーが自分のウェブサイトを訪問した際にコンテンツの著者を信用できると感じられれば、自分のサイトの権威や信頼度の向上にも繋がります。

外部リンクやSNSシェアの獲得に繋がる可能性もあります。

Googleが原因の変更が動機であったとしても、その効用はGoogleのランクの範囲を遥か超えていく可能性もあるでしょう。

 

さて、それではコンテンツ作成者の経験や評判や権威をGoogleに明示するためにサイト運営者はどのような対応をすれば良いのでしょうか?

そしてユーザーに信頼されるための評価を示すにはコンテンツ作成者は何をすれば良いのでしょうか?

以下にまとめます。

 

 

2. コンテンツ作成者の評価評判とウェブサイト

 

2-1. 概要

最新のGoogle品質評価ガイドラインに準拠するならば、サイト運営者は投稿者のプロフィールを掲載する必要があります。

まずはじめに、投稿者の功績・業績です。

・表彰歴

・資格

・検定

・著名な人物の下で働いていた経験

・有名な学校に通っていた実績

・その領域に関連するカンファレンスに出席した経験

その著者が何において最も知られていて、なぜその著者は信頼に足るのか、その材料をプロフィールに明記する必要があります。

 

2-2. ウェブサイトの改善にあたって

著者のプロフィール画像を掲載しましょう。

その著者が一般的に紐付けられている(SNSのプロフィールに使用しているなど)写真を使用するよう推奨しましょう。

面白おかしいプロフィールを採用していたり、ライターのスキルや専門性を強調していなかったりする場合は再考した方がいいでしょう。

そして最低でも著者の過去の業績などは掲載した方がいいです。

 

WordPressで作成されたサイトでは全アカウントのプロフィールを記載するオプションが存在します。

その他にも有料無料含め、コンテンツ作成者のプロフィールを充実させる多くのプラグインが存在します。

(詳しくは割愛)

 

2-3. コンテンツ作成者のプロフィール

Googleのために500文字のプロフィールを記載する必要はありませんが、コンテンツ作成者の専門性絵を示すための十分な長さのプロフィールは必須です。

もし一文や二文のプロフィールであれば、ユーザーがその著者の専門性や信頼度を判断するに足りません。

著者がその領域に専門性を持っていることを示すことができるだけの十分な文章量を担保しましょう。

 

2-4. 深層の著者ページ / 詳細なプロフィールページ

詳細版のプロフィールページを提供することで著者の情報を更に拡大することができます。

著者の資格や専門性について深く記載します。

それ用のページを用意すれば、それぞれの記事ページの下部を異常な長さのプロフィールで乱雑にすることなくコンテンツ作成者の詳細情報を記載できます。

これを上位数名の投稿者のみで実装しているウェブサイトも見受けられますが、全ての投稿者でこれを実装するのはウェブサイトにとって大変良いことです。

プロフィール欄に表示させるリンクの種類を増やすのも一つの手です。

記事下部のプロフィール部分にTwitter, Facebook, LinkedInやその他の関連リンクを記載しましょう。

 

2-5. コンテンツ作成者のSNSへのリンク

Google品質評価ガイドラインにはコンテンツ作成者のSNSを見ると明記されています。

SNSプロフィールへのリンクを掲載しましょう。

もし著者が疑わしいコンテンツをやたらとシェアしていれば、ユーザーからその著者への認識に影響を与えるでしょう。

例えば、ある投稿者が健康についての記事をたくさん書いているにも関わらず、Twitterで「喫煙しても癌にはならない」とか「一日1.3kgのイチゴを食えば糖尿病が治る」とか言っていればその著者は健康にちては信頼できないという評価になるでしょう。

投稿者のSNSでの発言はもはやあなたのサイトのコンテンツと無関係ではありません。

少なくともGoogleはそこを見ています。

 

2-6. コンテンツ作成者のSNSプロフィール

特にTwitterなど、SNSのbio欄は文字数などの制約もありますが、それらのプロフィール欄も情報に富んでいると良いです。

以下のような情報が好まれます。

・学位

・獲得した賞

・知識やスキルを示す情報

著者のTwitterにウェブサイトからリンクするためにはプロフィール欄に専門性を指し示す内容を必須にするなどの施策は良いかもしれません。

 

2-7. LinkedInプロフィール

個人の情報を明示できるのでLinkedInは特筆に値します。

投稿者のLinkedInにウェブサイトからリンクするのであれば、プロフィールページがプライベートではなく公開されていることを確認しましょう。

投稿者がLinkedInに以下の情報を記載するように推奨しましょう。

・スキル

・資格

・学歴

・表彰歴

・かつての全職場での職務

これらの情報はウェブサイトの投稿者の信頼性を示すにあたって非常に重要です。

 

2-8. その他のサイト

あなたのウェブサイトの投稿者がアカウントを持っていそうで、投稿者のプロフィールからリンクしておくと良いようなサイトがあなたの事業領域に存在するかもしれません。

例えば、記事が編み物に関連しているとすると、Ravelryは編み物をする人々の多くが自分の作品などをシェアする場です。

 

2-9. コンテンツ作成者の個人ブログ

多くのウェブサイトは個人ブログにリンクすることに慎重です。

しかし、これはあらゆる投稿者の専門性を確立する上で非常に有効です。

あなたのサイトが旅行サイトだとして、投稿者が個人で旅行ブログを運営しているとすると、その個人ブログにリンクすることでそのライターの専門性を示す重要な指標になります。

投稿者の個人ブログがあなたのウェブサイトと本当に関連があるのかリサーチする必要はあります。

トップページやランディングページだけではなく、少し深い階層まで調査しておき、想定外の事案が発生しないようにしましょう。

 

 

3. 終わりに

 

コンテンツ作成者の評価が最新のGoogle品質評価ガイドラインに加わったことにより、ウェブサイト・ウェブサイト運営者・ウェブサイトへの投稿者の評価をいかに最適に示すか、ということについて多くの課題が生まれました。

自分の専門性をどこにも明記しない、あるいはLinkedInにしか記載しないライターが多く存在します。

サイト運営者が投稿者の評価を宣言するためだけでなく、クリエーター自身がサイト運営者やサイト訪問者や検索エンジンに対して自分が書いている内容の信頼性や専門性を正しく評価してもらうためにも、「クリエーターの評価評判」は重要度を増しています。

忘れてはならないのは、コンテンツ作成者の評価評判は検索エンジンのランキングアルゴリズムのためになるだけのものではないということです。

もしあなたのサイトの訪問者がそのコンテンツの作成者について知り、なぜそのクリエーターが信頼に足るのかを理解することができれば、あなたのウェブサイトはよりユーザーからの信頼を獲得することができるでしょう。

 

 

参考:Google’s New Creator Reputation: Guide For Site Owners & Creators(The SEM Post)

 

 


著者

山内遼

山内 遼

株式会社Telescope代表取締役CEO。東京大学在学。SEOがとても好き。

株式会社Telescopeでは主にSEO, 広告, デザインをやっている。

去年のクリスマスに「サンタの功績の8割は世界を一晩で翔けるトナカイの功績だ」と思いトナカイマスクを買ってから出勤。

しかしトナカイではなくシカだった。

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株式会社Telescope概要

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